花粉症（アレルギー性鼻炎）のツボ療法

By　村山哲郎（戸塚針灸院）　協力/ナウ・ノンストップ（二宮美由紀、イラスト：小崎勇治）
情報誌ウエインズ５０号より転載

春になると毎年悩まされる、花粉症または万年アレルギー鼻炎でお困りのあなた。鼻がグズグズしていると集中力はなくなるし、喉は乾くし、本当につらいものです。アレルギー鼻炎は、単に鼻の病気ではなく、免疫システムが異常になっているという体質的な問題があります。今回は手のツボを使って、体質改善をしてみましょう。

＜刺激の方法＞
指でツボをしっかりと押さえ、右回り、左回り各１０回づつ揉みます。または反対側の指でツボをしっかりと前後から挟んで押さえ２〜３分押さえたままで気を導くようにします。３〜５セット繰り返します。

シソ油、DHA
シソ油やドコサヘキサエン（DHA・魚油の成分）にはアレルギーを抑える働きのあるホルモン様物質を体内で生産させる働きがあると注目されています。
シソ油は健康食品店などで手に入ります。調理に用いたり、自家製ドレッシングとして利用したり、或いは毎日大さじ１〜２杯づつ飲むと効果的です。
一方、リノール酸を多く含むベニバナ油やマーガリン、マヨネーズ等はアレルギーを促進させる傾向がありますから、これらの脂肪は控えた方がよいでしょう。

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