冷え性のツボ療法
	ツボ押しと足湯で つら〜い「冷え性」 とサヨナラしよう
By　村山哲郎（横浜市戸塚針灸院）　協力/ナウ．ノンストップ（二宮美由紀、イラスト：小崎勇治） 情報誌ウエインズ４９号より転載

ウインタースポーツ等と楽しみが満載のこの季節ですが、冷え性の人にとってはつらいシーズンでもあります。特に足先が冷えると、冷たい血液が静脈から戻ってくるので、骨盤や内臓の方にも冷えが入り、体全体の体温が下がってしまいます。しかも女性は婦人科疾患や膀胱炎、頭痛、肩こりなといろんな病気を引き起こす原因にも…。
そこで今回はツボ押し&ストレッチで足の冷えを解消し、元気な冬を過ごしましょう!

足の裏は"反射区"といって、体全体が投影されています。冷え性の改善にはまず、足の裏全体や指をよく揉んだり、たたいたりして刺激します。特に次のエリアを重点的に揉むと、高い効果が得られます。

肝臓・腎臓・副腎…"肝腎かなめ"と言われるように、人体にスタミナをつけるための最も大切な臓器です。東洋医学では「肝臓」の治療は、ストレスを和らげる、全身の血液循環をよくする、新陳代謝を活発にする等の働きがあります。また「腎臓・副腎」は、全身のエネルギーを高める働きがあります。
小腸・・食事からの栄養の吸収を高め、内臓の血液循環を活発にします。
甲状腺…ホルモンを調節して新陳代謝を活発にします。

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足の裏の反射区を十分マッサージした後で、さらに足湯を行うとより効果的です。足湯は、かぜのひき始めにも効果があります。その場合は、じっとりと汗をかくくらいまで行います。

足湯のやり方 バケツか大きめの洗面器やや熱めのお湯をそそぎ、 両足をくるぶしの上、5〜10ｃｍの所までお湯につけ、 5〜10分くらい温めます。お湯の中に、赤とうがらしを 数本いれたり、粗塩を1つまみ入れると保温効果がさ らに高まります。終わったら、両足の水気と汗をよくふ きとってください。

		禁無断転載

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