どこでもできる「ストレッチ体操」と「ツボ指圧」で肩コリをやわらげましょう。

By　村山哲郎（戸塚鍼灸院）　協力/ナウ・ノンストップ（白浜恵理子、イラスト：小崎勇治）
情報誌ウエインズ３９号より転載

　　寝不足からくる肉体疲労や、同じ姿勢を続けることで起こる肩コリ。肩コリの原因はさまざまですが、放って置くと慢性的になってしまったり、頭痛の原因にもなってしまいます。疲れたな。と思ったら、ちょっと気分を変えてリフレッシュしましよう。

１．後ろへ伸ばす
	１．体の後ろで両手の親指を 　ひっかけるように組みます。 ２．息を吐きながら、組んだ手 　を体から離して後ろに伸ばし 　ます。 同時に顔を左へ向けます。 ３．元に戻して、次に顔を右に向 　けながら２の 動作を 　2〜3セット繰り返します。

2.上下にねじって伸ばす
	１．手の平を上に向け、 　両腕を体の前に出す。 ２．腕全体を内側へねじりながら、 　右腕は上、左腕は下へ思いっ 　切り伸ばします。 　同時に息をゆっくりと吐きながら 　顔を左へ向けます。 ３．ゆっくりと元へ戻し、２の動作を 　左右交互 に繰り返します。 　2〜3セット行うのが効果的。

曲池(きょくち)
ひじを曲げてできるシワの先端あたり。目の疲れや、手の使いすぎからくる肩コリに効果があります。親指の腹をしっかりとツボに当て、右回りと左回りに10同ずつ、押し操みします。

肩井(けんせい)
首の付け根と肩先の中間あたりで、僧帽筋という筋肉の上にあるツボ。さまざまな種類の肩コリに効果的です。片手を頭の上にのせ、反対側の腕を体の前から回し、中指を肩井に当てます。右回りと左回りに10同ずつ、押し操みします。